USCPA(米国公認会計士)の資格取得を目指す上で、予備校選びは合否を左右する重要な要素です。中でも、日本国内で高い実績を持つ「アビタス」と、公認会計士試験で培ったノウハウを活かす「CPA会計学院」は、多くの受験生が比較検討する主要な選択肢です。
「結局、自分にはどちらが良いの?」 「両社の違いがよく分からない…」
この記事では、そんな疑問を解消すべく、アビタスとCPA会計学院を徹底的に比較します。料金、教材、サポート体制、合格実績など、気になるポイントを多角的に検証し、あなたの学習スタイルや目標に最適な予備校を見つけるお手伝いをします。
まずは結論から。予算が限られている場合を除きアビタスをお勧めしています。
理由について、以下アビタスとCPA会計学院を比較して解説していきます。
アビタス vs CPA会計学院 比較早見表
まずは、両校の主な特徴をざっくりと把握するための比較早見表です。
| 比較項目 | アビタス(Abitus) | CPA会計学院 |
|---|---|---|
| 得意分野 | USCPA専門、日本語教材の質、圧倒的合格者数 | 公認会計士試験ノウハウ、コストパフォーマンス、UWorld提携 |
| 累計合格者数 | 7,336名以上 (2025年4月末時点) | 非公開(日本公認会計士試験では実績多数) |
| 教材言語 | 日本語メイン(オリジナル教材) | 英語(UWorld)+日本語解説(オリジナル教材) |
| 単位取得 | 手厚いサポートあり(提携大学)、費用込みのプランあり | サポートあり(提携大学)、費用込みのプランあり |
| 学習期間 | 最長5年間 | 最長4年間(Web受講期限) |
| 質問対応 | 回数無制限(メール、電話、Web) | 回数無制限(校舎、電話、Zoom、メール) |
| 料金目安 | 約60~80万円 | 約40~60万円 |
| 転職サポート | 専門部門「アビタス人材紹介」あり | 大手監査法人等への紹介実績あり |
| 教育訓練給付 | 対象講座あり(一般、特定一般、専門実践、リスキリング) | 対象講座あり(一般) |
徹底比較!アビタスとCPA会計学院の「ここが違う!」
ここからは、上記の比較早見表をさらに深掘りし、各項目で両校の特徴を見ていきましょう。
1. 教材・カリキュラム:日本語or英語、オリジナルor提携教材?

学習の土台となる教材は、予備校選びで最も重要なポイントの一つです。
- アビタス:
- 特徴: 完全に日本語にローカライズされたオリジナル教材が最大の強みです。USCPA試験は英語ですが、専門用語や概念が日本語で丁寧に解説されており、英語での読解に時間を取られることなく、内容理解に集中できます。
- メリット: 英語に苦手意識がある方でも安心して学習を始められます。また、「スモールユニット方式」で細かく単元が区切られているため、スキマ時間での学習や、着実な知識定着が可能です。
- こんな人におすすめ: 英語での学習に抵抗がある方、効率的に日本語でインプットを進めたい方。
- CPA会計学院:
- 特徴: 米国の大手教材であるUWorld(旧Roger CPA Review)と提携しており、その講義動画や問題集がメイン教材となります。これにCPA独自の日本語解説テキストやWeb講義を組み合わせて学習を進めます。
- メリット: 本番さながらの英語環境で学習でき、USCPA試験の難易度や出題形式に慣れることができます。UWorldは米国でも高い評価を得ている教材です。
- こんな人におすすめ: 英語での学習に抵抗がない方、本場の教材に触れて実践力を高めたい方。
2. 料金体系・費用:コスパ重視か、充実したサポートか?

受講費用は大きな判断材料です。両校には明確な価格帯の違いがあります。
- アビタス:
- 料金水準: 他社と比較するとやや高めに設定されています(目安:約60万円~80万円)。
- 含まれるもの: 高品質な日本語教材、手厚い単位取得サポート、最長5年間の長期受講期間、専門の転職サポートなど、手厚いサービスがすべて含まれています。
- メリット: 初期費用はかかりますが、それに見合うだけの圧倒的な合格実績と、学習から合格、そしてキャリアアップまでを一貫してサポートしてくれる安心感があります。
- 割引・給付金: 一般教育訓練給付制度に加え、「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象講座も多く、条件を満たせば最大70%の補助金が受けられる可能性があります。
- CPA会計学院:
- 料金水準: アビタスと比較するとリーズナブルな価格設定です(目安:約40万円~60万円)。
- 含まれるもの: UWorldの講義動画・問題集、CPAオリジナル日本語解説、単位取得サポート、質問対応など。
- メリット: 費用を抑えつつ、学びたい方には魅力的です。
- 割引・給付金: 一般教育訓練給付制度の対象講座があります。
3. サポート体制:手厚さ、質、期間で比較
学習の継続には、予備校の手厚いサポートが不可欠です。
- アビタス:
- 特徴: 「合格」から「転職・キャリアアップ」まで一貫した手厚いサポートが魅力です。
- 具体的なサポート:
- 単位取得: 提携大学を利用した単位取得サポートが充実しており、多くの場合、受講料に単位試験料が含まれています。
- 質問対応: 回数無制限で、メール、電話、Webフォームで質問が可能です。
- 受講期間: 最長5年間と非常に長く、仕事やプライベートとの両立が必要な社会人でも安心して学習を進められます。
- 転職サポート: 専門の「アビタス人材紹介」があり、USCPAに特化した転職支援が受けられます。
- CPA会計学院:
- 特徴: 公認会計士試験で培った「合格させるノウハウ」をUSCPAにも応用し、サポートを提供しています。
- 具体的なサポート:
- 単位取得: 提携大学を利用した単位取得サポートがあり、多くの場合、受講料に単位取得費用が含まれています。
- 質問対応: 回数無制限で、校舎での対面質問、電話、Zoom、メールなど多様な方法で質問が可能です。
- 受講期間: Web受講期限は最長4年間。
- 学習相談: 専任のカウンセラーによる学習相談や進捗管理など、個別のサポートが充実しています。
- 転職サポート: 大手監査法人などへの紹介実績があり、キャリア相談も受けられます。
4. 合格実績・信頼性:公開データとブランド力
両校ともに高い実績を持っていますが、情報の公開方法は異なります。
- アビタス:
- 実績: USCPAに特化しているため、日本におけるUSCPA合格者数、占有率を具体的に公開しており、その実績は群を抜いています(累計7,336名、日本在住合格者の78.5%がアビタス生)。
- 信頼性: 長年にわたりUSCPA講座を提供してきた実績と、多くの合格者を輩出してきたブランド力は揺るぎないものがあります。
- CPA会計学院:
- 実績: USCPA単体での具体的な合格者数は公開されていませんが、日本公認会計士試験において高い合格実績を持つ予備校です。そのノウハウがUSCPA講座にも活かされています。
- 信頼性: 公認会計士受験界で圧倒的なブランド力を持ち、学習指導の質の高さには定評があります。
アビタスがおすすめなのはこんな人!
- 英語での学習に強い苦手意識がある方:日本語教材で効率的にインプットを進めたい方に最適です。
- 確実に合格したい、手厚いサポートを求める方:長期間の受講サポート、無制限の質問対応、単位取得から転職まで一貫したサポートを受けたい方。
- 学習と仕事・プライベートを両立したい社会人:最長5年間の受講期間は、自分のペースで学習を進める上で大きな安心材料になります。
- USCPA合格後のキャリアチェンジや転職まで見据えている方:専門の転職支援部門による手厚いサポートを受けたい方。
- 費用はかかっても、質の高いサービスと実績を重視したい方。
CPA会計学院がおすすめなのはこんな人!
- 費用を抑えつつ、質の高い学習をしたい方:アビタスと比較してリーズナブルな価格で受講したい方。
- 英語での学習に抵抗がない、むしろ実践的に慣れたい方:UWorld(旧Roger CPA Review)の教材で本場の英語に触れたい方。
- 公認会計士試験の学習経験がある方:公認会計士試験で培った知識や学習スタイルを活かしたい方。
- きめ細やかな学習相談やフォローを重視する方:講師やカウンセラーとの対面での相談なども含め、個別のサポートを求める方。
- 自習室など通学での学習環境も重視する方:CPAの校舎や自習室を利用したい方。
あなたの「優先順位」で選ぶべき予備校は変わる!
アビタスとCPA会計学院は、それぞれ異なる強みを持つ優れたUSCPA予備校です。
- 「英語に自信がない」「徹底的な手厚いサポートで絶対に合格したい」「合格後のキャリアサポートも重要」という方は、アビタスが第一候補となるでしょう。
- 「費用を抑えたい」「英語での学習に抵抗がない」「本場の教材で実践的に学びたい」という方は、CPA会計学院が有力な選択肢となります。
どちらの予備校も、無料の説明会や体験講義を提供しています。実際に話を聞いて、教材やサポートの雰囲気を肌で感じることで、より自分に合った予備校を見つけられるはずです。
あなたのUSCPA合格への道が、最適な予備校選びによって開かれることを願っています。
