USCPA(米国公認会計士) 基礎知識・試験制度

【2026年最新】USCPAの受験資格・出願州の選び方|ワシントン・アラスカ・グアムの要件と「学歴評価」完全ガイド

サイト内にPRを含みます

「USCPAを始めたい!」という情熱を、一番最初にへし折ってくるもの。

それは難解な会計の問題ではなく、「複雑怪奇な受験手続き」です。

  • 「自分の学歴で受験資格はあるの?」
  • 「ワシントン? アラスカ? 結局どこに出願すればいいの?」
  • 「専門用語(NASBA, NIES...)が多すぎて意味不明…」

多くの人が、勉強をスタートする前のこの「手続きの迷路」で悩み、貴重な時間を浪費してしまっています。

しかし、安心してください。

アメリカには50以上の州がありますが、日本人受験生が検討すべきルートは、現実的に2〜3パターンに絞られます。

この記事では、州の最新公式情報(NASBA・各州Board)に基づき、あなたの「最適解」と「今日から出願までのロードマップ」を提示します。

USCPA受験資格の全体像:「3つの壁」と超重要戦略

USCPAの手続きで、初心者がぶつかる壁はシンプルに以下の3つです。

学位(Degree)

基本は「4年制大学の卒業(学士号)」が前提です。

(※州によっては在学中の受験や、高卒でのルートもありますが、一般的ではありません)

単位(Credits)

ここが最大の壁です。大学の成績証明書の中に、以下の単位が含まれている必要があります。

ポイント

  • 会計単位(Accounting): 財務会計、監査論など
  • ビジネス単位(Business): 経済学、経営学、法律など

例えば、人気No.1のワシントン州では、「会計24単位 + ビジネス24単位」という明確な基準があります。
商学部以外の方は、ここが圧倒的に足りません。

150単位ルール(主にライセンス側)

ここが誤解されがちですが、「受験資格(試験を受ける条件)」と「ライセンス要件(免許をもらう条件)」は別物です。

多くの州で、ライセンス登録には150単位が必要ですが、受験だけなら120単位でOKという州も多いです。

超重要戦略:トランスファー

日本人受験生の定石はこれです。

  1. 受験しやすい州」で全科目合格する。
  2. 合格後、「登録したい州」へ合格実績を移管(トランスファー)する。

この「分離」ができると知るだけで、選択肢が一気にシンプルになります。

【2026年最新】日本人が選ぶべき「3大出願州」徹底比較

結論から言うと、日本人が選ぶべきは「ワシントン」「アラスカ」「グアム」のいずれかです。

自分の目的に合う州の「特徴」と「コスト」だけをチェックしてください。

まずはこちらの図で、各州のキャラクターを把握しましょう。

各州の詳細なデータは以下の通りです。

ワシントン州 (WA):最強のゴール

【こんな人に最適】 最終的にライセンス(免許)取得まで狙う「王道派」

2025年11月20日施行の新ルールにより、教育要件が「Option A/B/C」として整理されました。

実務経験(Experience)についても、「一般事業会社の経理・財務でOK」という強みは健在ですが、申請時にCPAによる証明(Verify)が必須となります。

「上司がCPAでなくても経験は積めるが、サインしてくれる人は必要」という点に注意してください。

  • 受験資格 (2025/11〜) :
    Option A/B/C (会計24単位+ビジネス24単位が必要)
  • 評価機関 :
    NIES推奨
  • 費用の目安 :
    • 学歴評価 : $96
    • 出願料 : $103
    • 受験料 : $262.64/科目
  • 注意点 :
    申請時にCPAによる証明(Verify)が必要。

公式サイトでもチェック:https://nasba.org/exams/cpaexam/washington/

② アラスカ州 (AK):受験への入り口

【こんな人に最適】 とにかく早く受験資格を得たい「スピード派」

受験資格を得やすい州ですが、学歴評価機関として「NIESしか使えない」のが最大のネックです。

NIESは審査に2〜3ヶ月かかることがザラにあるため、早めの着手が命です。

  • 受験資格 :
    学位+会計15単位など(比較的ハードルが低い)
  • 評価機関 :
    NIESのみ(※ここが最大の縛り)
  • 費用の目安 :
    • 学歴評価 : $121
    • 出願料 : $109
    • 受験料 : $262.64/科目
  • 注意点 :
    NIESは審査に時間がかかる(2〜3ヶ月)ため早めの着手が必須。

公式サイトでもチェック:https://nasba.org/exams/cpaexam/alaska/

③ グアム (GU):柔軟な選択肢

【こんな人に最適】 大学生(卒業見込み)・単位取得中の「柔軟派」

FACSなどの「審査が早い評価機関」を選べるのがメリットです。

急いでいる人や、大学生(卒業見込み)の方には有力な選択肢となります。

  • 受験資格 :
    学位+会計24+ビジネス24(※卒業見込みでも申請可)
  • 評価機関 :
    NIES / FACS / ERES から選べる
  • 費用の目安 :
    • 学歴評価: $136
    • 出願料: $116
    • 受験料: $262.64/科目
  • 注意点 :
    グアム会場で受ける場合はSurcharge(追加料金)がかかる(日本受験なら関係なし)。

公式サイトでもチェック:https://nasba.org/exams/cpaexam/guam/

追加コストの落とし穴:日本受験の「国際手数料」

日本(東京・大阪)で受験する場合、出願州の費用とは別に、International Administration Fee(国際受験追加料金) がかかります。

金額 :
1科目あたり 約$390

※為替や時期により変動します。出願後のポータル画面で確定額が表示されます。

  • 注意 :
    「出願料」を払った後、さらにこの「国際手数料」を払わないと、プロメトリックの予約画面で日本の会場が表示されません(席の予約ができません)。

出願から受験当日までの「完全ロードマップ」

この手順通りに進めれば、迷うことはありません。

01

出願州を仮決定

今日

迷ったら「単位診断」で決めるのが最速。

02

英文成績証明書の依頼

1週間〜

大学へ依頼。「厳封(Sealed)」が必須。
※自分で開封したら無効になります!

03

学歴評価 (Evaluation)

1.5〜3ヶ月

ここが最長の待ち時間。書類が揃ったら即送付すること。
※アラスカはNIESのみ対応。

04

出願 (Application)

2〜4週間

NASBAサイト(CPA Portal)で申請。

05

NTS (受験票) 受領

数日〜

有効期限(通常6ヶ月)に注意。

06

国際受験登録 & 支払

24時間待機

ポータルで「International Fee」を支払う。
※支払後、予約可能になるまで最大24時間かかります。

07

Prometric予約

随時

東京・大阪会場を予約して完了!

最初の難所「学歴評価(Evaluation)」実務チェックリスト

学歴評価とは、「日本の大学の単位を、アメリカ基準で何単位になるか査定してもらう手続き」です。

ここで不備があると、数ヶ月単位で計画が遅れます。以下の3点を必ず守ってください。

ポイント

厳封(Sealed)は絶対大学から受け取った封筒を、自分で開けてはいけません。
開封した瞬間に無効になります。そのまま評価機関へ送ります。

ポイント

評価機関と州の組み合わせ「アラスカ州希望なのにFACSに送ってしまった」というミスが多発しています。
アラスカはNIESのみです。必ず確認してください。

ポイント

送付方法の確認最近はデジタル送付に対応している大学もありますが、基本はEMS(国際郵便)などの追跡可能な方法で郵送します。

アビタスを使えば「手続きの沼」を最短で抜けられる

ここまで読んで「めんどくさい…無理かも…」と思った方。

それが正常な反応です。
だからこそ、合格者の多くが予備校(アビタス)を利用しています。

「単位不足」を日本にいながら解消できる

アビタスは、カリフォルニア州立大学イーストベイ校(CSUEB)と提携しています。

「会計単位が足りない」という場合でも、アビタスのWeb試験を受けるだけで、正規の米国大学単位を取得できます。

わざわざ大学に通い直す必要はありません。

「代行」ではなく「完璧な伴走」

制度上、手続きの「代行」は禁止されていますが、アビタスは以下を提供してくれます。

  • 日本語マニュアル : NIESやNASBAの入力画面の解説。
  • 単位診断・出願州診断 : 「あなたの経歴なら、この州がベスト」というプロの判断。

「英語の書類と格闘する時間」を極限まで減らし、その分を「勉強時間」に充てることができる。

これが予備校を使う最大のメリットです。

まずは「無料単位診断」で現在地を知ろう

出願州のルールは頻繁に変わります(ワシントン州も2025年末に変わったばかりです)。

ネット上の古い情報を信じて進めるのは危険です。

まずは、アビタスの「無料単位診断」を利用して、以下の2点を確定させましょう。

  1. あと何単位足りないのか?
  2. 自分のキャリアなら、どの州がベストか?

これを知るだけで、合格までのルートが驚くほどクリアに見えてきます。

手続きの悩みはプロに任せて、あなたは最短ルートで合格を目指しましょう。

▼ あなたの「合格までの最短ルート」を診断する

※「自分は受験資格ある?」のモヤモヤが3分で解決します

当サイトおすすめのUSCPA予備校

自分に合った学校と出会うことは大切です。
まずは無料説明会に気軽に参加してみることをお勧めします。

アビタス(Abitus)

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス
  1. 日本語教材の質学習効率の高さ
  2. 合格実績No.1!圧倒的な合格者輩出数
  3. 手厚いサポート体制で「合格」まで伴走
  4. 充実したキャリアサポートで「合格後」も見据える
  5. 通学・通信を選べる柔軟な学習スタイル

-USCPA(米国公認会計士), 基礎知識・試験制度