「USCPA(米国公認会計士)を取りたいけれど、どの予備校が良いのかわからない」 「受講料が高いから失敗したくない。本当にコスパが良いのはどこ?」
2024年の試験制度変更(CPA Evolution)以降、USCPA予備校選びの常識は大きく変わりました。
かつて有力だった予備校が募集を停止するなど、業界の勢力図も激変しています。
この記事では、現在選択肢となり得る主要3校(アビタス・CPA会計学院・TAC)について、公式サイトには書かれない「弱点」や、補助金を使った「実質費用」まで踏み込んで徹底比較します。
【結論】USCPA予備校は実質3択!迷ったらこう選ぶ

2026年現在、USCPA講座を検討するなら以下の3校に絞られます。かつて大手の一角だった「プロアクティブ」や「資格の大原」は、現在新規募集を停止しています。
結論から言うと、おすすめの選び方は以下の通りです。
| おすすめ度 | 予備校名 | こんな人におすすめ(結論) |
|---|---|---|
| No.1 | アビタス (Abitus) | 【失敗したくない王道派】 ・実績重視、IT科目(ISC)を選びたい人 ・転職するか今の会社に残るか迷っている人 |
| No.2 | CPA会計学院 | 【コスパ重視の挑戦派】 ・とにかく安く済ませたい人 ・「転職」が確定している人(補助金条件) ・選択科目は「BAR」で良いと割り切れる人 |
| No.3 | TAC | 【英語力に自信がある派】 ・世界標準教材「Becker」を使いたい人 ・簿記等の知識があり、自力で学習できる人 |
【重要】2025年の予備校事情と「選択科目」の罠

予備校選びで今一番注意すべきなのは、「新試験制度への対応状況」です。
2024年から始まった新試験では、必須3科目に加えて、選択科目(BAR/ISC/TCP)から1つを選ぶ必要があります。
実は、ここに対応の差が出ています。
アビタス:全科目フル対応の安心感
実績No.1のアビタスは、3つの選択科目すべてに対応した教材と講義が揃っています。
特に、合格しやすいと人気の「ISC(情報システム)」を選べるのは大きな強みです。
CPA会計学院:安さは魅力だが「科目選択」に注意
後発のCPA会計学院は、圧倒的な安さが魅力ですが、選択科目の教材開発に遅れが見られます。
- BAR(ビジネス分析): 対応済み
- ISC(情報システム): 教材なし(2025年時点)
- TCP(税法): リリース遅延の傾向あり
つまり、CPA会計学院を選ぶ場合、実質的に「BAR」しか選べない可能性があります。
BARは難易度が高めの科目のため、「もっと簡単なISCに逃げたい」と思っても変更できないリスクがある点は理解しておくべきです。
料金徹底比較!「補助金」で実質いくらになる?

USCPAの受講料は高額ですが、国の補助金制度を活用することで大幅に費用を抑えられます。
ただし、制度によって「対象者」や「予備校」が違うため注意が必要です。
2つの補助金制度の違い
- リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業(最大70%補助)
- 条件: 受講を経て「転職」すること(今の会社に残る場合は対象外)。
- 対象校: アビタス、CPA会計学院
- 教育訓練給付制度(20%補助 / 上限10万円)
- 条件: 雇用保険に1年以上加入していること(転職しなくてもOK)。
- 対象校: アビタス、TACなど(CPAは対象外)
【シミュレーション】主要3校の実質費用比較
| 予備校 | 定価(目安) | 使える補助金 | 実質負担額(目安) |
| CPA会計学院 | 約40万円 | リスキリング(70%) | 約14万円 |
| アビタス | 約80万円 | リスキリング(70%) | 約24万円 |
| アビタス | 約80万円 | 教育訓練給付(20%) | 約70万円 |
| TAC | 約55万円 | 教育訓練給付(20%) | 約45万円 |
※別途、単位取得料や入学金がかかる場合があります。
「絶対に転職する」なら
CPA会計学院の安さが圧倒的(約14万円)。アビタスも約24万円まで下がります。
「今の会社でキャリアアップ」なら
アビタスかTACの教育訓練給付(20%OFF)が現実的な選択肢です。
おすすめUSCPA予備校の詳細レビューと口コミ
ここでは、各予備校の特徴、料金、実際の受講生の「生の声」を詳しく解説します。
1. アビタス(Abitus)
日本合格者の約9割が選ぶ、圧倒的No.1の実績

| 料金目安 | 約60万円~80万円(コースやキャンペーンによる) |
| 主な特徴 | ・日本在住合格者占有率No.1の圧倒的実績 |
| ・完全日本語化されたオリジナル教材 | |
| ・最長5年間の長期受講期間と手厚いサポート | |
| ・単位取得プログラムが充実しており、日本の大学出身者でも受験資格を満たしやすい | |
| デメリット | ・定価が高い。ただし、リスキリング補助金を使えれば許容範囲内になることも。 |
| こんな人におすすめ | ・英語での学習に不安がある方 |
| ・確実に合格したい方、手厚いサポート重視の方 | |
| ・仕事やプライベートと両立したい社会人の方 | |
| ・合格後のキャリアチェンジや転職まで見据えている方 |
アビタスは、日本におけるUSCPAのパイオニア的存在であり、累計合格者数7,336名以上(2025年4月末時点)、日本在住合格者の約90%がアビタス受講生という圧倒的な実績を誇ります。
最大の強みは、完全日本語対応のオリジナル教材。USCPA試験は英語ですが、専門用語や概念が日本語で丁寧に解説されており、英語の読解に時間を費やすことなく、内容理解に集中できます。
今だけのお得なキャンペーン
「アビタス(Abitus)」では定期的にお得なキャンペーンを実施しています。
過去のキャンペーンでは以下の特典がありました。
受講料全員50,000円OFFキャンペーン

今実施中のキャンペーンは何か調べてみて、まずは資料請求や無料説明会から受けてみることをお勧めします!
受講生の声
合格に必要な内容がコンパクトにまとまった教材と、充実した質問サポートが決め手でアビタスを受講。USCPA取得を通じて、Big4監査法人への転職、さらに目標だった商社総合職へのキャリアアップも実現できました。(20代・会社員)
引用元:https://www.abitus.co.jp/uscpa/voice/voice593.html
米国駐在のためBeckerとも比較しましたが、日本語で学べる点と、模擬試験・カウンセリングなど合格までの手厚いフォロー体制が決め手でアビタスを選択しました。(30代・男性・会社員)
引用元:https://www.abitus.co.jp/uscpa/voice/voice633.html
合格者実績の多さと申込み段階からの丁寧なサポートが決め手。受験手続きのきめ細やかな案内や、オンラインでも質問できる学習環境、分かりやすく面白い講義に満足しています。(20代・会社員)
引用元:https://www.abitus.co.jp/uscpa/voice/voice638.html
試験対策だけでなく、単位取得から出願まで網羅的なサポートがある点が魅力。国内で多くのUSCPA受講生に選ばれている実績から、アビタスを選びました。(20代・大学生)
2. CPA会計学院
公認会計士ノウハウを武器に急成長。コスパ最強の挑戦者

| 料金目安 | 約40万円~60万円(コースやキャンペーンによる) |
| 主な特徴 | ・日本公認会計士試験で培った指導ノウハウ |
| ・米国大手UWorld(旧Roger)と提携 | |
| ・他校の半額近い料金設定。さらにリスキリング補助金対応で破壊的な安さに。 | |
| ・校舎が綺麗で、自習室などの環境が良い。 | |
| デメリット | ・選択科目の教材が揃っていない(BAR一択のリスク)。 |
| ・教育訓練給付金(転職しない人向け)の指定講座ではない。 | |
| こんな人におすすめ | ・費用を抑えて学習をしたい方 |
| ・英語での学習に抵抗がない方 | |
| ・公認会計士試験の学習経験がある方 | |
| ・きめ細やかな学習相談やフォローを重視する方 |
CPA会計学院は、日本公認会計士試験において圧倒的な合格実績を誇る予備校です。
その指導ノウハウを活かし、USCPA講座でも着実に実績を伸ばしています。
教材は、米国の大手教材UWorld(旧Roger CPA Review)と提携。UWorldの質の高い講義動画や問題集をメインに、CPA独自の日本語解説テキストやWeb講義を組み合わせることで、実践的な学習と理解促進を両立させています。
大きな魅力は、アビタスやTACと比較してリーズナブルな価格設定である点です。
費用を抑えたい方にとって非常に魅力的な選択肢となります。
また、単位取得サポートも充実しており、多くのコースで単位取得費用が受講料に含まれています。
質問対応は回数無制限で、校舎での対面質問、電話、Zoom、メールなど多様な方法で利用できるため、疑問点をスムーズに解消できます。
受講生の声
受講料の手頃さと、日本の公認会計士スクールとしての圧倒的な実績が決め手でした。
実績と評判から品質への安心感があり、難しい論点も丁寧にサポートしてもらえると感じ、CPA会計学院のUSCPA講座を選びました。
引用元:https://cpa-net.jp/success-voices/uscpa/article/usvol-1/
価格が魅力的な一方で、以下のような声もみられました。
- 「USCPA専門ではないので、情報量がアビタスに比べて少ないと感じることもあった」
- 「Web講義の質は良いが、もう少しバリエーションが欲しいと感じた」
TAC
世界標準「Becker」で学ぶ、実力派向けの老舗
| 料金目安 | 約50万円~70万円(コースやキャンペーンによる) |
| 主な特徴 | ・米国大手Becker社の教材と連携 |
| ・全国に校舎・自習室を展開 | |
| ・資格取得のノウハウが豊富 | |
| デメリット | ・教材のボリュームが多く、消化不良になる人が多い。 |
| ・英語力がある程度ないと、解説を理解するのに時間がかかる。 | |
| こんな人におすすめ | ・英語での学習に抵抗がない方 |
| ・Becker教材で本番を意識した学習をしたい方 | |
| ・全国の校舎や自習室を利用したい方 |
TACは、日本公認会計士をはじめとする数々の資格試験で実績を持つ大手予備校です。
USCPA講座では、米国で最も評価の高い教材の一つである「Becker(ベッカー)」と提携している点が大きな特徴です。
Beckerの講義動画や問題演習システムをメインに、TAC独自の日本語解説や講義を組み合わせることで、本番さながらの英語環境での学習と、日本人にとって理解しやすい補足の両立を図っています。
全国に展開する校舎や自習室の利用が可能で、通学や自習環境を重視する方には便利です。
受験生の声
Becker Online演習ソフトを利用できるからです。非常に優秀な教材であるうえ、操作性が本試験とほぼ同じと聞いたため、Becker Online演習ソフトを使って勉強したいと思いました。
引用元:https://www.tac-school.co.jp/kouza_uscpa/uscpa_voice/gokaku_voice202083.html
日商簿記二級の講座でもお世話になり、TACならば安心して勉強ができ、合格を目指せると考えました。
引用元:https://www.tac-school.co.jp/kouza_uscpa/uscpa_voice/gokaku_voice202081.html
失敗しない選び方のフローチャート
最後に、あなたに最適な予備校が決まるチェックリストを用意しました。

① 受講後に「転職」する意思はありますか?
はい → ②へ(リスキリング補助金70%還元のチャンス!)
いいえ・未定 → ③へ(教育訓練給付金20%還元を利用)②(転職派の方へ)選択科目はどうしますか?
「IT系(ISC)や税務(TCP)で確実に合格を狙いたい」 → 【アビタス】
「ビジネス分析(BAR)で勝負する覚悟がある」「とにかく安さ優先」 → 【CPA会計学院】③(残留派の方へ)英語力と学習スタイルは?
「英語はそこそこ。効率よく日本語で理解したい」 → 【アビタス】
「英語は得意。洋書教材(Becker)でガッツリやりたい」 → 【TAC】
USCPA予備校 比較早見表
主要3校の主な特徴をざっくりと比較できる早見表です。
| 比較項目 | アビタス(Abitus) | CPA会計学院 | TAC |
|---|---|---|---|
| 得意分野 | USCPA専門、圧倒的合格者数 | 公認会計士ノウハウ、コスパ | 資格試験の老舗、全国展開 |
| 累計合格者数 | 7,336名以上 (2025年4月末時点) | 非開示 | 非開示 |
| 教材言語 | 日本語メイン(オリジナル) | 英語(UWorld)+日本語解説 | 英語(Becker)+日本語解説 |
| 単位取得 | 手厚いサポートあり、費用込みプランあり | サポートあり、費用込みプランあり | サポートあり(別途費用の場合あり) |
| 学習期間 | 最長5年間 | 最長4年間(Web受講期限) | 最長2年間+延長制度 |
| 質問対応 | 回数無制限(メール、電話、Web) | 回数無制限(校舎、電話、Zoom、メール) | 回数無制限(校舎、電話、Web) |
| 料金目安 | 約60~80万円 | 約40~60万円 | 約50~70万円 |
| 転職サポート | 専門部門「アビタス人材紹介」あり | 大手監査法人等への紹介実績あり | 一部提携エージェント紹介あり |
| 教育訓練給付 | 対象講座あり(一般、特定一般、専門実践、リスキリング) | 対象講座あり(一般) | 対象講座あり(一般) |
まずは資料請求で「相性」を確認しよう
USCPAは1,000時間の学習が必要な長丁場の試験です。料金も大切ですが、「テキストが読みやすいか」「講義動画が見やすいか」といった相性が、合格を左右する最大の要因です。
今回紹介した3校はすべて無料の資料請求やWeb説明会を行っています。
特にアビタスとCPA会計学院は、最新の補助金情報の詳細も資料に記載されています。まずは2社の資料を取り寄せ、自分の目で比較することから始めましょう。
