USCPA(米国公認会計士)の学習を始めるとき、多くの人が最初に迷うのが「どの科目から受けるべきか」です。
USCPA試験は、FAR・AUD・REGのCore3科目と、BAR・ISC・TCPから1つ選ぶDiscipline科目の合計4科目で構成されています。
しかし、4科目はそれぞれ特徴がまったく違います。
FARは財務会計・財務報告を問う重めの科目です。
AUDは監査プロセスと判断力が問われます。
REGは米国税法・Business Lawが中心です。
BAR・ISC・TCPは、Core科目との相性を考えて選ぶ必要があります。
そのため、何となく「合格率が高そうだから」「周りがFARから受けているから」という理由だけで順番を決めると、途中で学習が止まったり、選択科目とのつながりを活かせなかったりします。
この記事では、2026年最新情報をもとに、USCPAはどの科目から受けるべきかを解説します。
FAR・AUD・REG・BAR・ISC・TCPの特徴、科目ごとの相性、タイプ別おすすめ受験順、社会人向けスケジュールまで整理します。
受験順を決める前に必ず確認
USCPAの科目順で失敗しない3つの要点
① 迷ったらFAR→AUD
FARで財務会計の土台を作ると、AUDの監査手続やBARの会計・分析論点が理解しやすくなります。
② 選択科目は相性で決める
BARはFAR、ISCはAUD、TCPはREGとのつながりが強いです。Core科目との相性を見て選びましょう。
③ 日程から逆算する
Discipline科目は受験月が限られます。スコアリリース・NTS期限・学習時間から逆算しましょう。
結論:迷ったら「FAR → AUD → REG → 選択科目」が王道
結論からいうと、迷った場合の王道は以下です。
FAR → AUD → REG → 選択科目
FARで財務会計・財務諸表の土台を作り、その知識をAUDの監査理解につなげます。
その後、REGで税法・Business Lawを固め、最後にBAR・ISC・TCPのいずれかを選ぶ流れです。
特に会計経験がある人、簿記2級程度の知識がある人、FARの重さに耐えられる人は、この順番がかなり自然です。
ただし、すべての人にFARスタートが最適とは限りません。
会計初学者や、まず1科目合格して勢いをつけたい人は、REGから始める選択肢もあります。
監査経験がある人はAUDから入るのもありです。
TCPを選ぶ予定なら、REGの後にTCPへ進む方が理解しやすいです。
ISCを選ぶ予定なら、AUDで内部統制や監査証拠を学んだ後にISCへ進むと相性がよいです。
つまり、USCPAの受験順は「全員に同じ正解」があるわけではありません。
大切なのは、自分の会計経験、英語力、学習時間、選択科目との相性を踏まえて順番を決めることです。
| タイプ | おすすめ受験順 | 理由 |
|---|---|---|
| 会計経験あり・王道で進めたい | FAR → AUD → REG → Discipline | FARで会計の土台を作り、AUD・REG・選択科目へ進む最も自然な流れ |
| 初学者・まず1科目合格したい | REG → FAR → AUD → Discipline | REGはCoreの中では合格率が高めで、独立性も比較的高い |
| BARを選びたい | FAR → BAR → AUD → REG | BARはFARとの関連が強く、会計・分析の知識を活かしやすい |
| ISCを選びたい | FAR → AUD → ISC → REG | AUDで内部統制・監査証拠を学んだ後にISCへ進むと相性がよい |
| TCPを選びたい | REG → TCP → FAR → AUD | REGで税法・Basis・Entity Taxationを固めてからTCPへ進める |
USCPA試験の4科目構成をおさらい
USCPA試験は、合計4科目です。
3つのCore科目は全員が受験します。
AUD:Auditing and Attestation
FAR:Financial Accounting and Reporting
REG:Taxation and Regulation
そして、以下3つのDiscipline科目から1つを選びます。
BAR:Business Analysis and Reporting
ISC:Information Systems and Controls
TCP:Tax Compliance and Planning
Core科目は、すべてのCPAに必要な基本知識を問う科目です。
Discipline科目は、より専門領域に分かれた選択科目です。
BARは会計・財務分析寄り、ISCはIT・内部統制寄り、TCPは税務寄りです。
選択科目について詳しく知りたい方は、以下の記事で解説しています。
▼USCPAの選択科目(BAR/ISC/TCP)の選び方はこちら
受験順を決める前に知っておきたい3つの前提
USCPAの受験順を決める前に、必ず知っておきたい前提があります。
それが、以下の3つです。
- Core科目とDiscipline科目では受験できるタイミングが違う
- 科目ごとに学習のつながりがある
- 科目合格の有効期限を意識する必要がある
Core科目は通年受験できる
FAR・AUD・REGのCore科目は、基本的に通年で受験できます。
そのため、学習の仕上がりに合わせて比較的柔軟に受験時期を決められます。
一方で、Core科目はスコアリリース日を意識して計画する必要があります。
試験日とスコア発表日が離れている場合、次の科目へ進むタイミングにも影響します。
▼USCPA試験日程・スコアリリースはこちら
Discipline科目は受験月が限られる
BAR・ISC・TCPのDiscipline科目は、Core科目と違って、受験できる月が限られます。
2026年は、Discipline科目は各四半期の最初の月に実施されます。
つまり、1月・4月・7月・10月が受験月です。
このため、Discipline科目を受けるタイミングは、Core科目よりも計画性が必要です。
「REGの後にTCPを受けたい」と思っても、次のTCP受験月まで待つ必要がある場合があります。
科目合格の有効期限を意識する
USCPAは科目合格制です。
ただし、1科目ずつ合格すればいつまでも有効というわけではありません。
科目合格の有効期限(credit window)は州によって異なります。
AICPAは、4科目を完了するまでの期間について、少なくとも30か月の猶予があり、一部州では最長3年まで延びる場合があると説明しています。
ただし、実際の起算点や扱いは出願州によって異なるため、必ず自分の州Boardの最新ルールを確認しましょう。
最初の科目に合格した後は、残り科目を計画的に進める必要があります。
特に、FARやBARのように重い科目を最後まで残すと、期限に追われて苦しくなることがあります。
科目ごとの特徴とおすすめ受験タイミング
ここからは、各科目の特徴と、どのタイミングで受けるのがよいかを整理します。
| 科目 | 主な内容 | おすすめタイミング | 相性のよい科目 |
|---|---|---|---|
| FAR | 財務会計・財務報告 | 最初または早め | AUD / BAR |
| AUD | 監査・証明業務 | FARの後が自然 | FAR / ISC |
| REG | 米国税法・Business Law | 先行も後半も可 | TCP |
| BAR | 財務分析・会計・政府会計 | FARの後 | FAR |
| ISC | IT・内部統制・SOC | AUDの後 | AUD |
| TCP | 税務コンプライアンス・税務計画 | REGの後 | REG |
FAR:最初に受ける人が多い「土台科目」
FARは、財務会計・財務報告を問う科目です。
財務諸表、BS科目、収益認識、リース、税効果、キャッシュ・フロー、NFP、Governmental Accountingなどを扱います。
FARは範囲が広く、Core科目の中でも重い科目です。
一方で、FARを先に学ぶと、AUDやBARの理解がしやすくなります。
AUDでは、財務諸表のどこにリスクがあるか、どの監査手続を行うかを考えるため、FARの会計知識が役立ちます。
BARを選ぶ場合も、FARの財務会計・分析の土台が重要です。
そのため、会計経験がある人や、重い科目を先に片付けたい人は、FARスタートが有力です。
▼FARの勉強法はこちら
AUD:FARの後に受けると理解しやすい
AUDは、監査・証明業務を問う科目です。
監査計画、リスク評価、内部統制、監査証拠、監査手続、報告書などを扱います。
AUDは、FARのように計算で答えが出る科目ではありません。
「監査人として最も適切な判断」を選ぶ科目です。
そのため、財務諸表や会計処理の理解があると、AUDの監査手続の意味が見えやすくなります。
たとえば、売掛金の実在性を確認する、棚卸資産の実地棚卸に立ち会う、収益認識のカットオフを確認する、といった監査手続は、FARの知識がある方が理解しやすいです。
多くの人にとっては、FAR → AUD の順番が自然です。
▼AUDの勉強法はこちら
REG:独立性が高く、先に受ける選択肢もある
REGは、米国税法・Business Lawを問う科目です。
個人税、法人税、S Corporation、Partnership、Basis、Property Transactions、Business Law、Federal Tax Proceduresなどを扱います。
REGは、FARやAUDとの直接的なつながりは比較的弱めです。
そのため、REGを先に受ける選択肢もあります。
特に、まず1科目合格して勢いをつけたい人、税務に抵抗がない人、暗記と計算をバランスよく進められる人は、REGスタートもありです。
一方で、TCPを選ぶ予定の人は、REGの後にTCPへ進むと学習のつながりを活かしやすくなります。
▼REGの勉強法はこちら
BAR:FARの後に受けるのが自然
BARは、Business Analysis and Reportingの略です。
財務分析、管理会計、テクニカル会計、政府会計などを扱うDiscipline科目です。
BARは、FARとの関連が強い科目です。
財務会計・財務報告の知識がない状態でBARへ進むと、かなり苦しくなります。
そのため、BARを選ぶなら、FARの後に受けるのが自然です。
ただし、BARは合格率が低めで、会計・分析寄りの重い科目です。
外資系企業、FP&A、管理会計、財務分析、Big4系キャリアを意識している人には魅力がありますが、単純な合格しやすさだけで選ぶ科目ではありません。
ISC:AUDの後に受けると相性がよい
ISCは、Information Systems and Controlsの略です。
IT、システム、内部統制、セキュリティ、SOC engagementsなどを扱います。
ISCは、AUDとの相性がよい科目です。
AUDで内部統制、IT general controls、監査証拠、SOC 1 reportsなどを学ぶため、その知識がISCに活きます。
ITや内部統制に抵抗がない人、監査法人でIT監査や内部統制に関心がある人には有力な選択肢です。
ISCを選ぶなら、AUDを学んだ後に進むと理解しやすいです。
TCP:REGの後に受けるのが自然
TCPは、Tax Compliance and Planningの略です。
税務コンプライアンス、税務計画、個人・法人のより発展的な税務を扱います。
TCPは、REGとの関連が非常に強い科目です。
REGで個人税、法人税、Basis、Entity Taxationを固めた後にTCPへ進むと、学習のつながりを活かせます。
税務経験がある人、将来税務キャリアを考えている人、REGが得意な人には相性がよいです。
TCPを選ぶなら、REG → TCP の流れが自然です。
タイプ別:おすすめの受験順
ここからは、受験生のタイプ別におすすめの受験順を紹介します。
会計経験あり・王道で進めたい人
おすすめ順は、
FAR → AUD → REG → Discipline
です。
FARで会計の土台を作り、AUDで監査、REGで税法、最後に選択科目へ進む流れです。
特に、どのDisciplineを選ぶかまだ決めきれていない人にも、この順番は使いやすいです。
FARとAUDを終えた段階で、BARかISCに向いているか判断しやすくなります。
REGを終えた段階で、TCPに進むかどうかも判断できます。
会計初学者・まず1科目合格したい人
おすすめ順は、
REG → FAR → AUD → Discipline
です。
REGはCore科目の中では合格率が高めで、FARやAUDと比べると独立性もあります。
まず1科目合格して、USCPA学習のリズムを作りたい人にはREGスタートもありです。
ただし、REGも決して簡単ではありません。
Basis、Entity Taxation、Business Law、TBS対策は必要です。
「REGなら楽勝」と考えず、個人税・法人税・Basisをしっかり固めましょう。
BARを選びたい人
おすすめ順は、
FAR → BAR → AUD → REG
です。
BARはFARとの関連が強いため、FARを学んだ直後に受けると知識のつながりを活かしやすいです。
ただし、BARは難易度が高いDiscipline科目です。
FARで苦戦した人が、続けてBARへ進むと負荷が大きくなる可能性があります。
その場合は、FAR → AUD → REG → BAR のように、BARを後ろに回す選択肢もあります。
ISCを選びたい人
おすすめ順は、
FAR → AUD → ISC → REG
です。
FARで財務諸表の基礎を作り、AUDで監査・内部統制を学び、その流れでISCへ進みます。
ISCはIT・内部統制・SOC関連と相性がよく、AUDの知識が活きます。
ITに抵抗がない人、内部統制・監査・システム寄りのキャリアを考えている人には、この順番が自然です。
TCPを選びたい人
おすすめ順は、
REG → TCP → FAR → AUD
または、
FAR → AUD → REG → TCP
です。
税務経験がある人や、TCPを選ぶことがほぼ決まっている人は、REG → TCPの流れで税務系を一気に進めるのもありです。
一方で、会計・監査も含めてバランスよく進めたい人は、FAR → AUD → REG → TCPの方が王道です。
REGとTCPの間を空けすぎると、税務知識を忘れてしまう可能性があります。
TCPを選ぶなら、REGの直後または近い時期に受けるのがおすすめです。
監査経験・内部統制経験がある人
おすすめ順は、
AUD → FAR → REG → ISC
または、
AUD → ISC → FAR → REG
です。
監査法人勤務、内部監査、内部統制、経理で監査対応をしている人は、AUDから入る選択肢があります。
監査の実務イメージがあると、AUDの抽象的な論点を理解しやすいです。
さらにISCを選ぶ場合は、AUD → ISCの流れで内部統制・IT・SOC関連をつなげやすくなります。
ただし、FARの会計知識が弱い場合は、AUDの理解が止まることもあります。
会計処理に不安がある人は、FARを早めに挟みましょう。
合格率だけで受験順を決めてはいけない
受験順を決めるとき、合格率は参考になります。
AICPA公表の2025年累計・2026年Q1合格率を見ると、FARやBARは低め、REGやTCPは高めです。
ただし、合格率だけで科目順を決めるのは危険です。
なぜなら、合格率は「あなたにとっての難易度」と完全には一致しないからです。
たとえば、税務経験がある人にとってREGやTCPは取り組みやすいかもしれません。
一方で、税務が苦手な人にとっては、REGの方がFARより苦しいこともあります。
ITに強い人はISCと相性がよいかもしれませんが、ITや内部統制に苦手意識がある人には負担になります。
受験順は、合格率だけでなく、科目間のつながり、自分の経験、受験月、スコアリリース、NTS期限を含めて考えましょう。
| 科目 | 区分 | 2025年累計合格率 | 2026年Q1合格率 | 受験順を考えるポイント |
|---|---|---|---|---|
| FAR | Core | 42.12% | 43.46% | 重いが土台になる。早めに片付けたい科目 |
| AUD | Core | 48.21% | 47.80% | FAR後に受けると監査手続を理解しやすい |
| REG | Core | 63.12% | 66.65% | Coreでは合格率高め。先行受験もあり |
| BAR | Discipline | 41.94% | 41.30% | FARとの関連が強いが難度は高め |
| ISC | Discipline | 67.79% | 66.79% | AUD・内部統制・ITと相性がよい |
| TCP | Discipline | 77.65% | 79.28% | REGとの関連が強く、税務経験者と相性がよい |
※AICPA公表の2025年累計・2026年Q1合格率をもとに整理。
社会人向け:現実的な受験スケジュール例
社会人がUSCPAを受ける場合、無理な短期スケジュールはおすすめしません。
仕事、家庭、繁忙期、出張、体調不良などで計画がズレることは普通にあります。
おすすめは、12〜18か月を目安に4科目合格を狙うスケジュールです。
もちろん、学習時間を多く取れる人はもっと短期で合格できます。
一方で、英語や会計に不安がある人は、18か月以上かけて着実に進める方がよい場合もあります。
| プラン | 対象者 | 進め方 |
|---|---|---|
| 12か月プラン | 学習時間を多く取れる人 | FAR 3〜4か月、AUD 2〜3か月、REG 2〜3か月、Discipline 2〜3か月 |
| 15か月プラン | 標準的な社会人 | FAR 4〜5か月、AUD 3か月、REG 3か月、Discipline 3〜4か月 |
| 18か月プラン | 初学者・英語不安あり | 最初の科目で学習習慣を作り、2科目目以降でペースを上げる |
12か月プラン:学習時間をしっかり取れる人向け
12か月プランは、平日1.5〜2時間、休日4〜5時間程度を確保できる人向けです。
FARに3〜4か月、AUDに2〜3か月、REGに2〜3か月、Disciplineに2〜3か月を使うイメージです。
短期合格を狙えますが、復習・模試・TBS対策の時間を削りすぎないようにしましょう。
15か月プラン:標準的な社会人向け
15か月プランは、最も現実的です。
FARに4〜5か月、AUDに3か月、REGに3か月、Disciplineに3〜4か月を使います。
仕事をしながらでも、週10〜15時間程度を確保できれば狙いやすいスケジュールです。
Core科目とDiscipline科目の受験月を見ながら、無理なく進めましょう。
18か月プラン:初学者・英語不安あり向け
18か月プランは、会計初学者や英語に不安がある人向けです。
最初の科目で学習習慣を作り、2科目目以降でペースを上げるイメージです。
焦ってNTSを取りすぎるより、1科目ずつ確実に仕上げる方が、結果的に費用も時間も抑えられます。
やってはいけない受験順・計画
USCPAの受験順で避けたい失敗もあります。
⚠️ やってはいけない受験順・計画
- 何となくFARから始めて、学習量の多さで挫折する
- 合格率だけを見てREGやTCPを選ぶ
- BAR / ISC / TCPの受験月を確認せずに計画する
- NTSを複数科目まとめて取りすぎる
- FARやBARなど重い科目を最後まで残す
- Core科目とDiscipline科目の相性を考えずに選ぶ
失敗例1:とりあえずFARから始めて挫折する
FARは王道の最初の科目ですが、誰にとっても最適とは限りません。
会計初学者が、いきなりFARの広い範囲に入ると、学習が止まることがあります。
FARから始めるなら、学習時間をしっかり確保しましょう。
失敗例2:合格率だけ見てREGやTCPを選ぶ
REGやTCPは合格率が高めですが、税務が苦手な人には簡単ではありません。
特にBasis、Entity Taxation、Property Transactionsが苦手だと、TBSで崩れやすくなります。
合格率だけでなく、自分との相性も見てください。
失敗例3:Discipline科目の受験月を忘れる
Discipline科目は、Core科目と違って受験できる月が限られます。
「REGの直後にTCPを受けよう」と思っても、次のDiscipline受験月まで待つ必要がある場合があります。
受験順を決めるときは、スコアリリース日とDiscipline受験月を必ず確認しましょう。
失敗例4:NTSをまとめて取りすぎる
NTSには有効期限があります。
複数科目をまとめて申請しても、期限内に受験できなければ失効するリスクがあります。
受験順を決めるときは、「今受ける科目」だけでなく、「NTS期限内に本当に受けられるか」も確認しましょう。
▼USCPAのNTSとは?有効期限・再申請の注意点はこちら
受験順を決めたら次にやること
受験順を決めたら、次にやることは以下です。
1つ目は、出願州と受験資格を確認することです。
受験資格や学歴評価は州によって異なります。
2つ目は、試験日程とスコアリリースを確認することです。
特にDiscipline科目は受験月が限られるため、早めに確認しましょう。
3つ目は、予備校や教材を決めることです。
USCPAは長期戦になりやすいため、教材との相性も重要です。
4つ目は、NTSを取るタイミングを決めることです。
学習が進んでいない段階でNTSを取ると、期限切れのリスクがあります。
▼USCPAの受験資格・州選びはこちら
▼USCPA試験日程・スコアリリースはこちら
📚 受験順が決まったら、予備校も比較しておこう
USCPAは科目ごとに必要な対策が異なります。FAR・AUD・REG・選択科目まで見据えるなら、教材のわかりやすさ、単位取得サポート、選択科目対応、補助金の使いやすさまで含めて予備校を比較しておきましょう。
USCPA予備校おすすめ3選をを比較するよくある質問(FAQ)
USCPAはどの科目から受けるのがおすすめですか?
迷ったらFARから始めるのが王道です。FARで財務会計の土台を作ると、AUDやBARの理解がしやすくなります。ただし、初学者やまず1科目合格したい人はREGから始める選択肢もあります。
FARは最初に受けるべきですか?
会計経験がある人や、重い科目を先に片付けたい人にはFARスタートがおすすめです。一方で、会計初学者には負荷が大きいため、REG先行も選択肢です。
REGから受けるのはありですか?
ありです。REGはCore科目の中では合格率が高めで、FARやAUDとの独立性も比較的高い科目です。税務に抵抗がない人や、まず1科目合格したい人には向いています。
AUDはFARの後がいいですか?
多くの人にとってはFAR後のAUDがおすすめです。財務諸表や会計処理を理解していると、監査手続やリスク評価を理解しやすくなります。
選択科目はいつ受けるべきですか?
選択科目は、関連するCore科目の後に受けるのがおすすめです。BARはFAR後、ISCはAUD後、TCPはREG後が自然です。ただし、Discipline科目は受験月が限られるため、試験日程も確認しましょう。
社会人は何か月で4科目合格を目指すべきですか?
学習時間をしっかり取れる人は12か月、標準的な社会人は15か月、初学者や英語に不安がある人は18か月程度を目安にすると現実的です。
まとめ:USCPAの受験順は「科目相性」と「受験月」から決める
USCPAは、4科目すべてに合格する必要があります。
そのため、どの科目から受けるかは非常に重要です。
迷ったら、王道はFAR → AUD → REG → 選択科目です。
ただし、会計初学者やまず1科目合格したい人はREGスタートもありです。
BARを選ぶならFAR後、ISCを選ぶならAUD後、TCPを選ぶならREG後が自然です。
受験順を決めるときは、以下の5つを確認しましょう。
- FAR・AUD・REGの特徴
- 選択科目との相性
- 自分の会計・監査・税務経験
- CoreとDisciplineの受験可能時期
- NTSと科目合格の有効期限
USCPAは長期戦です。
最初に受験順を整理しておくことで、ムダな遠回りを減らし、合格までのルートを明確にできます。
参考・公式サイト
本記事で参照した公式情報
本記事は、以下の公式情報をもとに作成・更新しています。試験構成、スコアリリース、受験可能時期、合格率は変更される可能性があるため、受験前には必ず公式情報も確認してください。
AICPA & CIMA:Learn what to study for the CPA Exam
Blueprintの概要、MCQ/TBS数、配点、2026年Blueprint PDFを確認できる公式ページです。
AICPA & CIMA:CPA Exam scoring and pass rates
合格点、スコア計算、MCQ/TBS配点、2025年・2026年Q1の合格率を確認した公式ページです。
AICPA & CIMA:CPA Exam Score Release Dates
Core科目のスコアリリース、Discipline科目の受験月、2026年スコア発表日を確認した公式ページです。